ろくする

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【絵】AutoDesk SketchBook を使ってみた

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こんにちは。おしのです。

漫画・アニメ・ゲーム好きが一度は通る道。

自分でイラスト描いてみたい!

ぼくも例にもれず、棒人間が主人公の4コマ漫画から始まり、好きな漫画家さんの絵を真似っこしてみたり、なんだかんだと絵を描いてまいりました。

大人になってからは安いペンタブ買ってみてPCでちょろちょろ描いたりしていたのですが、macにお引っ越しするにあたり愛用していたSAIというツールが使えなくなっちゃいましてね・・・

しばらく遠ざかっていたのですが、ふとお絵かきを再開しようと思い立ち、macでいい感じのツールはないかしらと探してみることにしたのです。

そこで見つけたのが「SketchBook」というツール。

歴史あるソフトらしいので今更感が半端ないですが、実際に使ってみた感想をご紹介!

AutoDesk SketchBookとは

無料で使えるmac用のペイントソフト

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引用元:

SketchBook | 絵描き・スケッチ ソフトウェア | オートデスク 

特徴

無駄を省いたUI

比較的新しいペイントソフトとか画像編集ソフトって、良くも悪くも多機能なんですが、それに伴ってUIがどんどん太りがちだったりします。

大量の専門用語やメニューがずらずらと並んでいると、それだけでちょっと気が滅入っちゃいますよね。(もちろん、多機能なのはそれはそれでいいことなんですけど)

その点、SketchBookは純粋に絵を描くことに特化しているため、編集系の機能は必要最低限でメニューもすっきりわかりやすい。

本来ペイントソフトと画像編集ソフトは分かれているべきだよなーと思っている僕としてはまさに求めていた特化型のスタイル!

もちろん、メニューがシンプルだからといって機能が不十分なわけではなく、お絵かきに関する機能は十二分に揃っています。

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みやすい。

文字通りスケッチブック的な紙に描くことを意識したような画面ですな。

操作が直感的

多くのお絵かきソフトでは、何かツールを選んだり拡大縮小したりするときにはショートカットキーを使用します。

SketchBookも例にもれず、いろいろな機能を自分好みのショートカットキーに設定できます。

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ショートカットの設定は上部メニューの「SketchBook」→「環境設定」→「ホットキー」にて設定可能。

変更したいホットキーを選択し、好きなキーを押すと設定されます。

ただ、特筆すべきはショートカットキーをつかわなくとも、ペンの操作だけで色々できるようになっていることです!

これはほんと感動的でした。

たとえばレイヤーの操作。

こんな感じでレイヤーを長押しすると円形に操作メニューが表示されるのです。

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そのまま操作したいメニューを選択するだけ。

レイヤー追加・結合を繰り返す雑な描き方が好きな僕としてはすごい助かる。

他にも、キャンパス上で右クリック(ペンタブで右クリック相当に設定されているボタン)を押しながらペンを動かすと、同様にサークルが表示されます。

拡大ツールにしたり、左右対称ツールにしたり、これもペンの操作だけで軽々できちゃうのです。

好みの問題はあるかもしれませんが、使っていて面白かった点ですね。

適度に豊富なブラシ

めちゃくちゃ大量にブラシを用意してくれているソフトもあったりするのですが、なかなか使いこなすことが難しい。

というか好みのブラシを見つけるだけで1日掛かっちゃう。

なんてことがあったりします。

SketchBookもたくさんのブラシが用意されているのですが、これがまたみやすく整理されているというか、比較的わかりやすいのです。

たとえば「Copic」というセットが最初から用意されています。

そう。アナログで絵を描く方御用達のあのCopicです。

(僕の画面はブラシセットぐちゃぐちゃにしちゃってますが、ほんとはもっとあります)

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さらにいうと、「Copicライブラリ」という、Copicの実際の色に則った色一覧まであるのですからすごいもんです。

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やたらとCopicに力が入っていますが、他にもデザイン、パステル、アーティスティックなどテーマごとにブラシセットが整理されており、とてもわかりやすかったですね。

各ブラシの設定もやろうと思えばかなり細かく設定でき、自分好みにカスタマイズできます。

ナチュラルな描画

ペンタブの反応云々とか線画の抜きがどうとかってよりは、こういう色まぜたらこんな感じ〜とか、このペンでこう描いたらこんなタッチ〜みたいなのがとても自然に表現できるように思います。

いわゆる筆っぽいツール(他の色と混じったり伸びたりするツール)とかの場合、どんな感じで色が混じったりするかってソフトによって違いがあるのですが、それがかなり自然に感じました。

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個人的にお気に入りなのはフェルトペンとCopic。

どっちも線画と塗りで併用してますが、周りの色拾って描くときの絶妙な馴染み具合がGOOD。

その他便利機能

  • PhotoShopなどとの互換性あり(PSD形式対応)
  • SketchBookエクストラでいろんなブラシを追加可能
  • 充実の補助機能(直線定規、曲線状、左右・上下対象、手ブレ補正などな

まとめ

ということで今回はmacでお絵かきするのに非常に便利なSketchBookの体験記でした。

まだまだ使い始めたばかりではあるものの、生かしたUIと直感的な操作でだいぶ使いやすい感じでした。

最近macに引っ越してきたばっかりでお絵かきソフトを探してる、という方は是非お試しあれ〜。

探してみたら他にも色々お絵かきソフトがあるみたいなので、順次試して行ってみたいと思います。

 

それではー。


 

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