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【雑記】こどもの頃のやっていた変な遊びの思い出

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こんにちは。子供心が抜けない中年。おしのです。

あまりドラマとか見る習慣がないわたくし。

つい先日たまたま目にした「なおちゃんは小学三年生」というドラマがなかなかおもしろく、久しぶりに最終回までドラマを視聴しました。

このドラマがなかなかぶっ飛んでまして、何の説明もなく大の大人が小学三年生として生活している日常を描いているんですね。

ランドセル背負って、秘密基地に集まって、駄菓子屋行って。

最初見たときは何らかの病気で精神が幼くなってしまった人々を描くシリアスなストーリーかと勘違いしちゃいましたよ。

フタを開けたらほんと、単純に大人の俳優さんが小学三年生役をやるというだけの単純明快なシュールコメディでした。

で、そのドラマを見ていたら色々思い出して懐かしくなっちゃいましてね。

「自分にもこんな頃あったなー」とか「訳わからん遊びしてたなー」とか。

そこで今回は僕が小学生の頃にやっていた謎遊びについて一筆したためてみたいと思います。

もし同じ遊び方していた人がいたら奇跡!

お絵かきRPG

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概要

機械が介在しないアナログすぎる自作RPG

準備

  1. 自由帳にHP・MPなどのステータス、たたかう・ひっさつなどのコマンドをボールペンで描く(メインの画面)
  2. 隣のページには詳細なステータスや装備、ひっさつわざなどを描く
  3. 次のページ以降には好き放題あれこれ詰め込んだマップを描く

遊び方

  1. マップ上をキャラクターが歩いているという設定で鉛筆でたどっていく
  2. 適当なところで敵とエンカウント(自分のさじ加減)
  3. 準備1で描いたメインの画面に敵キャラを鉛筆で描き足す
  4. コマンドから選択肢を選び、攻撃。敵のHPバーをダメージ分塗りつぶす(自分のさじ加減)
  5. 敵のターンで、敵から攻撃を受ける。自分のHPバーをダメージ分塗りつぶす(自分のさじ加減)
  6. 倒したら敵を消して、経験値バーを塗りつぶし、たまったらレベルアップ(自分のさじ加減)
  7. 合間合間で装備買ったり、ボスとの戦闘があったりしながら、上記を延々ループ。

これが一番ハマってました。

僕を含めた一部友人の間で密かなブームが巻き起こり、ピークの時には描いた武器とかをハサミで切り取ってトレードとかしてましたからね。

ただ、対戦がよくなかった。

ピークを超えた後に対戦という仕組みを取り入れてしまった結果、最強論争やマイルール発動により、なし崩し的にゲームバランス(?)は崩壊。

子供たちの成長ととともに廃れていったのでした・・・

きっかけは学校でもどうにかしてゲームやりたい、というピュアでアホな願望から生まれたものでしたが、間違いなく僕らのいち青春を彩ってくれた遊びだった。

妄想ごっこ(ホラー)

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概要

文字通り、ありもしないことを妄想してその世界にひたる、という一見子供なら誰しもがやりそうなもの。

準備

  1. 特になし

遊び方

  1. 妄想に従って世界観にひたるだけ

シンプルな子供らしいごっこ遊びというか、妄想に浸って学校の帰り道とかをちょっとエンジョイしちゃおう、という他愛もないもの。

白線から落ちたら地獄な!みたいなもんです。

ただですね、ちょっと道中行き過ぎたというか、「あれ、ほんとに妄想だっけ?」みたいなところまで思い込みが進んじゃったのです。

そのとき僕らがやっていた妄想は、近所の資材置き場近くの空き家に、二宮金次郎という名の連続殺人犯が隠れ住んでいるらしい、というもの。

多分ずっこけ3人組だとか怪人二十面相だとか学校の階段だとか、いろんなものを見た影響でしょうね。

今思うとただただ二宮金次郎さんに申し訳ないんですけど、ともかく僕らは当時その二宮金次郎(偽)に怯えていた。

実際にその空き家ってのが、またいい具合のあばら屋なんですよ。

連続殺人犯の一人や二人が隠れ住むにはうってつけ、なんならそういう人向けの賃貸物件かってくらい素晴らしい立地とたたずまい。

最初の頃は妄想だってみんなわかりながらも、ちょっと芝居じみた感じというか、まさにごっこあそびという感じで、自分たちの町に事件がおきそうだぜ!みたいなワクワクを抱えながら、いろんな設定を追加して楽しんでいました。

やれ凶器はナタだ。被害者は何人だ。年齢はいくつで背格好は・・・

そんな感じでどんどん妄想に肉付けされて行きました。

すると、ある日から、なんというか、えも言えぬ不安のようなものが胸の奥底から滲み出してきたのです。

「本当にそういう人間いるんじゃない?」

二宮金次郎(偽)という名前でないにしろ、あそこには本当に危ない人がいるんじゃない?」

と。

終いには嘘かほんとか、くだんのあばら屋で人を見た!だとか、あそこを通ったあとの帰り道で黒い影を見た!だとか、なんかいよいよごっこの域を超越してきちゃったんです。

まぁ結局なにか事件が起きたりすることもなく時間とともに風化して行きましたが、子供ながらに妄想の力の恐ろしさを感じましたね・・・

ねりけしでバトル

概要

練り消しを使った戦いごっこ

準備

  1. 練り消しを作ります

遊び方

  1. おもちゃをぶつけ合ってデュクシデュクシ言いながら戦いごっこをするなかで一人だけ練り消しを用いて参戦する

男の子ってとかくバトルものが大好きで、僕も例に漏れずいろいろなバトル漫画・アニメ・ゲームに触れてきました。

でもおもちゃってやっぱそこそこのお値段するじゃないですか。

ほんとうは好きなアニメのおもちゃでバトルごっことかしたい。

プラモデルを持ってバキューンガシャーンデュクシみたいなことをやりたい。

でも加減をしらない子供です。

高価なおもちゃでガッシャンガッシャンやってたらすぐにスクラップにしてしまいます。

そこで当時僕らのメインおもちゃだったのが、ガン消し!ガンダムキン消し

そう。ゴムでできてりゃぶっ壊れないのです!

一斉を風靡しましたね。

いくらぶつけようが、何なら天高く放り投げようがノーダメージ。

バトルの演出もいままでからは考えられないほど派手な演出が可能となりました。

デュクシ!とやられたら「うわあー!!」と叫びながら天高く全力投球ですからね。

順調にシェアを伸ばしていたガンダムキン消し

しかしそこで一人の異端児が現れます。

僕です。

なんかもうガン消しに飽きちゃって、僕だけねりけしで参戦したんですよ。

フリーザ様の第三形態みたいなもんで、このシンプルで黒い鼻くそみたいなフォルムが逆に強キャラ感があるんじゃないか。

そんな考えだったように思います。

若干世代は違うものの、サイバスターというロボットにハマっていた僕は、鼻くそみたいな練り消しにサイバスターという名前をつけバトルごっこに参戦してました。

「コスモノヴァ!」とか叫びながらねりけし持って襲いかかってくる姿はさぞおそろしかったことでしょう。

まとめ

社会人になってお堅い頭になっちゃっていましたが、思い返すと子供の頃は自由な発送で日々楽しく暮らしていたもんです。

自分のことながら、その発想力であったり遊びに対する行動力は学ぶべきところがたくさんあるなと思いました。

みなさんも昔を思い返してみてはいかがでしょうか。

面白い発見があるかもしれません。

実家にまだガンダムキン消し残ってるかな・・・


 

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