【レトロゲーム】「カエルの為に鐘は鳴る」について語る
こんにちは。おしのです。
みなさん、ゲーム、LOVEですか?
僕も昔は人並み、いや人一倍ゲームに青春を費やしておりましたよ。
寝ても覚めてもゲームゲームゲーム。
読む活字といえばゲームのテキストか大技林(裏技本)くらいのもんでした。
そんな僕がドンピシャでハマっていたのはファミコン〜初期PSあたりの世代。
ファミコン、ゲームボーイ、スーファミ、PCエンジン、ゲームギア、PS、セガサターン、64、ドリキャス、ワンダースワンなどなど、友人から譲り受けたものやお小遣いためて買ったものも含めてなかなかのラインナップでした。(兄貴がある日持ってきたバーチャルボーイなるやつもいましたが、結局あいつはよくわからんかった・・・)
ともあれ、いまではもういわゆるレトロゲームと言われるゲームたちですね。
いつからいつまでのものをレトロゲームという、みたいな明確な定義はないらしいので、人によっては「いやいやスーファミ以降はレトロゲームじゃねぇぞい」というご意見もあるかと思いますが、最近のヤングからしたら十分レトロな範疇でしょう。
ミニファミコンやらミニスーファミやら、昔のゲーム機のリメイク版が発売されたり、Switchでダウンロード版が販売されたりと、レトロゲーム熱が再燃している昨今。
今回は個人的オススメレトロゲーム「カエルの為に鐘は鳴る」という作品について語っていきたいと思います。
ゲーム概要
引用元:カエルの為に鐘は鳴る プレイ映像
※僕が当時プレイしていたのはゲームボーイ版でしたが、3DSのバーチャールコンソールでも出ているようです。
ジャンル
アクションAPG(一応公式ではアドベンチャーらしい)
ストーリー概要
サブレ王国の王子とカスタード王国のリチャード王子はライバル同士。サブレ王子は何度となくリチャード王子と剣術の試合に臨むが、一度も勝てずにいた。ある日、いつものように対決していると、2人のもとに、ティラミス姫の治める友好国・ミルフィーユ王国が謎の軍団「ゲロニアン」に占領されたという報告が届く。2人はそれぞれ先を競うようにミルフィーユ王国へ向かうが、果たしてサブレ王子はリチャード王子よりも先に姫と国を救うことができるだろうか。
ゲームシステム
基本的には2DのアクションRPG。
アクションRPGというのを念のため説明しますと、アクションゲームみたいにキャラクターを操作しながらも、RPGのように装備を整えたりレベルアップしたりという成長要素があるゲーム、という感じのもんです。
それに加えて、ちょっとした謎解きというか、パズル要素みたいなものもポイントポイントに散りばめられとります。
また、本作の面白い・かつプレイしやすいところはアクションRPGっぽい作りにも関わらず、基本的に経験値やレベルの概念がないところです。
公式がアドベンチャーだといっているのもある種納得で、普通のアクションRPGのようにレベル上げやテクニックを磨いて強敵を倒す、みたいなことは必要なく、用意されたステージをしっかりと順番通りにクリアしていけば詰まることなく最後までクリアできるようになっています。
なので、ゲームに不慣れな人もプレイしやすいし、その分ゲームの世界観にも浸りやすいのです。
魅力
・独特かつ王道の「生きた」世界
お話としては全体的にコミカルな童話、といったような世界観でして、これがまた非常に斬新というか独特な雰囲気でした。
それまで僕の中でのゲームといえば、ゴリゴリのファンタジーやらSFやら、とにかくシリアスベースなものが多い印象だったんですね。
主人公が喋らないゲームも多かったなか、本作の主人公はゴリゴリに喋るし、罵倒したりするし、すごい生きているキャラクターだったんですよ。
出てくるアイテムや地名も現実のもののパロディがたくさん散りばめられていたりして、なんというか世界そのものも生きていたんですよね。
今までは楽しみながらもどこか現実とは違う世界、あくまでゲームだよ、と子供ながらにどこかに一線を引いていたように思うのですが、本作はもっと身近というか、現実味があるわけではないのにリアルに感じたんです。
まるでギャグ漫画を読みながらその世界の主人公を操作しているみたいな感覚におちいりさえしました。
単に「遊ぶゲーム」としてだけ面白いのでなく、物語を主人公と一緒に追体験する楽しさ、その世界の一員となる楽しさというものを改めて教えてくれた作品でした。
まとめ
ということで今回はオススメレトロゲーム「カエルの為に鐘は鳴る」のご紹介記事でした。
他のゲームではなかなか味わえないコミカルでほっこりする世界観。それでいて王道をしっかり押さえたまとまりのあるストーリーの名作。
BGMもいいんですよねー。
中古で安く売っていたり、3DSのバーチャルコンソールでも出ていたりするみたいなので、ぜひ一度プレイしてみていただければと思います。
それでは〜